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月別アーカイブ: 2019年7月

万能な溶着。鍛冶屋の必須技術。「溶接棒」零れ話。後前編

溶接部 スラグ

溶接部 スラグ

 

【被覆材は溶接金属に対し脱酸作用があり、スラグとなってビードを保護することでビード形状の形成を整える働きもある】『アーク溶接』『引用 ウィキペディア日本語版 フリー百科事典』https://ja.wikipedia.org/wiki/アーク溶接 2019年5月3日 (金) 04:15 

 

 

前回「万能な溶着。鍛冶屋の必須技術。「溶接棒」零れ話。後編」で記述した通り、「被覆材」が溶解して、冷え固まった物が、「スラグ」となって残ります。

 

 

【スラグ(slag)あるいは鉱滓(こうさい)は、鉱石から金属製錬する際などに、冶金対象である金属から溶融によって分離した鉱石母岩鉱物成分などを含む物質をいう。スラグは、しばしば溶融金属上に浮かび上がって分離される。】『スラグ』『引用 ウィキペディア日本語版 フリー百科事典』https://ja.wikipedia.org/wiki/スラグ2019年4月4日 (木) 03:47

 

 

ちなみに、写真の赤丸で囲っている部分が「スラグ」となります。

 

 

次回は日曜日!!!ですね(≧▽≦)

日曜のひと時、「あなた」に手話をお届け致します(*´ω`*)

お楽しみに\(^o^)/

 

 

万能な溶着。鍛冶屋の必須技術。「溶接棒」零れ話。後編

溶接部

溶接部

 

【溶融したフラックスはスラグとなって溶接箇所を覆い、溶接金属をスパッタや大気から保護する役割もある。 さらには溶接金属の清浄作用[3]もあり、母材表面に付着する不純物を取り除くことができる。】『被覆アーク溶接』『引用 ウィキペディア日本語版 フリー百科事典』https://ja.wikipedia.org/wiki/被覆アーク溶接 2017年9月21日 (木) 01:48

 

 

溶接部は、いわば溶けた鉄です。

 

 

溶けた状態では、大気は勿論の事ながら、衝撃にも弱い状態です。

 

 

「被覆材」は、上記の状態から溶接部を守り保護します。

 

 

次回に続きます\(^o^)/

ちなみに、「スパッタ」の詳細は、「目の保護者。鍛冶屋の道具シリーズ。装着編。「保護メガネ」後編」でも記述してありますので、併せてご覧ください(^_-)-☆

 

 

万能な溶着。鍛冶屋の必須技術。「溶接棒」零れ話。中後編

ヒュームガス

ヒュームガス

 

前回「万能な溶着。鍛冶屋の必須技術。「溶接棒」零れ話。中中編」で、「被覆材」が大気から溶接部をシールドすると記述致しました。

 

 

その際に発生するのが、「ヒュームガス」です。

 

 

金属ヒュームと呼ばれる金属蒸気の凝集物を吸入することにより発生する症状であり、いわゆる職業性疾病に分類される。酸化亜鉛ヒューム、酸化銅ヒュームによるものが多い。】『金属ヒューム』『引用 ウィキペディア日本語版 フリー百科事典』 https://ja.wikipedia.org/wiki/金属ヒューム熱2019年1月22日 (火) 11:55

 

 

金属蒸気の中には、ガスは勿論ですが、目に見えないミクロの金属片も含まれます。

 

 

上記から体を守ってくれるのが、「肺の守りの要。鍛冶屋の道具シリーズ。装着編「防塵マスク」全編」「防塵マスク」です。

 

 

次回に続きます\(^o^)/

写真で赤丸で囲っている部分が、正にそうですね(*´ω`*)

 

 

万能な溶着。鍛冶屋の必須技術。「溶接棒」零れ話。中中編

アーク溶接

アーク溶接

 

【溶接時に被覆材はアークの高温によりガス化するので、溶接部はシールドされ大気中の窒素酸素が溶接部に混入するのを防止している。】『アーク溶接』『引用 ウィキペディア日本語版 フリー百科事典』https://ja.wikipedia.org/wiki/アーク溶接2019年5月3日 (金) 04:15

 

 

上記の役割を果たす為に、「万能な溶着。鍛冶屋の必須技術。「溶接棒」番外編。後前編」でも記述した通り、「被覆材」が湿気を含んでしまうと、酸素や窒素に対するシールドする力が格段に落ちてしまいます。

 

 

「軟鋼棒」は多少の湿気では、性能を極端に落とす事はありませんが、「熱や振動に強い溶接棒」では、そうはいきません。

 

 

極端な話、水にぬれた「溶接棒」は使用不可です。

 

 

次回に続きます\(^o^)/

現場で使用する際は、専用の入れ物(バケツ等で個別に)で保管や管理、運搬を行います(*´ω`*)

 

 

万能な溶着。鍛冶屋の必須技術。「溶接棒」零れ話。中前編

アーク溶接

アーク溶接

 

前回「万能な溶着。鍛冶屋の必須技術。「溶接棒」零れ話。中編」で出来る穴は、「ブローホール」と呼ばれます。

 

 

通称「ブロー」と呼んでいます。

 

 

【ブローホール(気泡が溶接金属内部にはいってしまう現象)】『被覆アーク溶接』『引用 ウィキペディア日本語版 フリー百科事典』https://ja.wikipedia.org/wiki/被覆アーク溶接2017年9月21日 (木) 01:48

 

 

次回に続きます\(^o^)/

直訳すると、「空気の穴」です。

まぁ~そのまんまですね(∩´∀`)∩