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鋼鉄の切断。鍛冶屋の必須技術。「プロパン、アセチレン」零れ話。後中編

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ガス溶断

ガス溶断

 

「炙り」(あぶり)は色んな場面で重宝しています。

(詳しくは、「鋼鉄の切断。鍛冶屋の必須技術。「プロパン、アセチレン」中編」「鋼鉄の切断。鍛冶屋の必須技術。「プロパン、アセチレン」零れ話。後前編」を参照して頂ければ幸いです(≧▽≦))

 

 

ですが、何度でも出来る事ではありません。

 

 

「焼き溜め」(やきだめ)と呼ばれる現象が起きてしまうからです。

 

 

包丁を作る工程で、鉄を高温で焼いてから叩き、スグに水に浸ける工程を何回か繰り返して、包丁が出来上がるのを見た事はありませんか?

 

 

包丁には、一緒に「ハガネ」を入れているので、材料が均一になる事で、強度を増します。

 

 

閑話休題。

 

 

鉄をただ単に焼いただけでは、硬くなっていきます。

 

 

つまり材質が変わり、「熱膨張」をしなくなってしまいます。

 

 

次回に続きます\(^o^)/

「焼き溜め」した鋼鉄は、製品としては残念ながら価値が下がってしまいます。